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あ、な、なんかこの前の、ドラムスキャナ生産停止してない……!?
の記事、割と多くの方にアクセスしていただけたようで。
皆様入稿後の工程も結構気にかけて下さってるのかしら…!と、印刷マニアとしては何だか少し嬉しかったりしてます。
まぁでも、自分が関わったものの最終納品形態が印刷物であるならば、その辺の知識があった方が色々と助けになることが多いとも思います。
あ、でも、あの記事でデジタル化に対して、『デジタルがアナログを駆逐している!』と、悪い印象を抱いてしまう方がいらっしゃったらどうしよう、という一抹の不安が出て参りました。ので…
こ、怖くないですよ!!
そんなに悪いヤツじゃないですよ!!デジタルも!!
ちょっと展開スピードは早いですが(日本で商用利用され始めたのはAdobeの日本語版ソフトが出た91年からです。二十年そこらで入稿物の殆どがデジタルになった訳ですね)ここまで急速に普及したのは業界全体の取組と、技術者達のとんでもない努力、そしてデザイナー、組版工程の者に対しての大きなメリットがあったからという訳でして。
そもそも印刷の原理というのは版画の時代から変わっていません。
版にインキをつけて→紙にぺったん!!
これですね。
活版だろうがグラビア版だろうがUVインキだろうがやることはこれです。
根幹が昔と同じやり方してるせいで他の業界に比べて仕上がりの制約が多いともいえますが…
逆にその辺も制約が多いのを『知っている』というのは作業者としての武器になりますね。
どうです?どうです??JAGATのDTPオペ検定とか、割と役に立つかもしれませんよ!!
私の日記はよく話が逸れる……
では主に何が変わっているのか?
プリプレス、つまり入稿前の処理の仕方です。
DTP、つまりデスクトップパブリッシングが導入される以前は総て手作業、しかもデザインと組版の工程は別工程でしたのでフォントのサイズを変えるだけ、ちょっと加工をするだけでも完成図が見えず、作業者の勘で作業し、上がりは一々校正にての確認でした。
大変ですし時間もかかりますし上がりが納得のいかないものだったらまた作業→校正出しですので代金もかなりかかります。
校正ね…変更はいる度にいちいち製版して、刷るために使う金属の判子(刷版)作り直してしないといけないので本当に高いです……当然嵩めば嵩むほどゴミが出るので環境にもよくありません。
それを解消したのがデジタルです。作業者はPC上で即座に上がりの確認が出来、デザイナーでもイメージ通りに組版が出来るようになりました。
……あああ………!!ほんっっっと胸熱ですねこの辺の革命!!!!
業界常識が根底から覆されたのです!!!
とはいえそういった大きな変化は当然歪みを起こすもの。
新技術を習得できなかった技術者の中には廃業を余儀なくされる者も沢山いらっしゃいました。
また、それまで専門技術であった組版の部門もDTP部門やデザイナーさんの仕事に統合されてしまったので、その付近の従事者の皆様の多くはDTPオペレータになったりしています。
しかしこのDTPとCTP技術を獲得することによって、印刷業界は短い納期と、色の高い再現性を手にいれました。
なにせ入稿前に色をきっちりとパーセンテージで指定できるのです。
カラー管理としては理想的ですよね。
この辺さらっと書きましたが、(もちろん他の業界にも言えることですが)ここまでの抜本的改革を二十年そこらで行ったのです。
かかった費用、時間、教育、苦労、反発、いかばかりのものでしょうか。
印刷に限らずですが、アナログが長い時間をかけていろんな技術や美しさや良さを手にいれたように、生まれてからの期間は短いけれどデジタルもご依頼主の皆様に満足していただけるよう、そして、業界が生き残り、関わる人々がちゃんとご飯を食べて、生活していけるよう、関係者が骨身を削って作り上げたシステムです。
お金を稼ぐというのは、尊いことですね。
デジタルは暖かみがない、とか、簡単すぎる、なんて声もいろんなところで聞こえますが、本当にそうでしょうか。
デジタルも使いようですし、それを提供しているのは生身の人間です。
もちろんデジタルなんて…なんてお考えでないかたも沢山いらっしゃると思いますが、もし、もし食わず嫌いでデジタルなんて……って思ってる方、大丈夫です。
デジタルだって日々人間が改善して修正して、ご依頼主さまの理想的なものがあがるように頑張っています。
リアルタイムで。
むしろ不満点があればそれを開発がわに上げていただければ次のヒントになるかもしれません。
う、うーーーーんここまでかいて結をどうしたらいいか解らなくなった…(´・ω・`)
ええと、
印刷ね、楽しいですよ。
描いたものがお客様の手に渡るために変身する、最終段階です。
加工も楽しいものが一杯あるので、どうですか…印刷沼……きもちぃですよハマるときもちぃですよ……(*^^*)<是非是非!!
なんだこれ
の記事、割と多くの方にアクセスしていただけたようで。
皆様入稿後の工程も結構気にかけて下さってるのかしら…!と、印刷マニアとしては何だか少し嬉しかったりしてます。
まぁでも、自分が関わったものの最終納品形態が印刷物であるならば、その辺の知識があった方が色々と助けになることが多いとも思います。
あ、でも、あの記事でデジタル化に対して、『デジタルがアナログを駆逐している!』と、悪い印象を抱いてしまう方がいらっしゃったらどうしよう、という一抹の不安が出て参りました。ので…
こ、怖くないですよ!!
そんなに悪いヤツじゃないですよ!!デジタルも!!
ちょっと展開スピードは早いですが(日本で商用利用され始めたのはAdobeの日本語版ソフトが出た91年からです。二十年そこらで入稿物の殆どがデジタルになった訳ですね)ここまで急速に普及したのは業界全体の取組と、技術者達のとんでもない努力、そしてデザイナー、組版工程の者に対しての大きなメリットがあったからという訳でして。
そもそも印刷の原理というのは版画の時代から変わっていません。
版にインキをつけて→紙にぺったん!!
これですね。
活版だろうがグラビア版だろうがUVインキだろうがやることはこれです。
根幹が昔と同じやり方してるせいで他の業界に比べて仕上がりの制約が多いともいえますが…
逆にその辺も制約が多いのを『知っている』というのは作業者としての武器になりますね。
どうです?どうです??JAGATのDTPオペ検定とか、割と役に立つかもしれませんよ!!
私の日記はよく話が逸れる……
では主に何が変わっているのか?
プリプレス、つまり入稿前の処理の仕方です。
DTP、つまりデスクトップパブリッシングが導入される以前は総て手作業、しかもデザインと組版の工程は別工程でしたのでフォントのサイズを変えるだけ、ちょっと加工をするだけでも完成図が見えず、作業者の勘で作業し、上がりは一々校正にての確認でした。
大変ですし時間もかかりますし上がりが納得のいかないものだったらまた作業→校正出しですので代金もかなりかかります。
校正ね…変更はいる度にいちいち製版して、刷るために使う金属の判子(刷版)作り直してしないといけないので本当に高いです……当然嵩めば嵩むほどゴミが出るので環境にもよくありません。
それを解消したのがデジタルです。作業者はPC上で即座に上がりの確認が出来、デザイナーでもイメージ通りに組版が出来るようになりました。
……あああ………!!ほんっっっと胸熱ですねこの辺の革命!!!!
業界常識が根底から覆されたのです!!!
とはいえそういった大きな変化は当然歪みを起こすもの。
新技術を習得できなかった技術者の中には廃業を余儀なくされる者も沢山いらっしゃいました。
また、それまで専門技術であった組版の部門もDTP部門やデザイナーさんの仕事に統合されてしまったので、その付近の従事者の皆様の多くはDTPオペレータになったりしています。
しかしこのDTPとCTP技術を獲得することによって、印刷業界は短い納期と、色の高い再現性を手にいれました。
なにせ入稿前に色をきっちりとパーセンテージで指定できるのです。
カラー管理としては理想的ですよね。
この辺さらっと書きましたが、(もちろん他の業界にも言えることですが)ここまでの抜本的改革を二十年そこらで行ったのです。
かかった費用、時間、教育、苦労、反発、いかばかりのものでしょうか。
印刷に限らずですが、アナログが長い時間をかけていろんな技術や美しさや良さを手にいれたように、生まれてからの期間は短いけれどデジタルもご依頼主の皆様に満足していただけるよう、そして、業界が生き残り、関わる人々がちゃんとご飯を食べて、生活していけるよう、関係者が骨身を削って作り上げたシステムです。
お金を稼ぐというのは、尊いことですね。
デジタルは暖かみがない、とか、簡単すぎる、なんて声もいろんなところで聞こえますが、本当にそうでしょうか。
デジタルも使いようですし、それを提供しているのは生身の人間です。
もちろんデジタルなんて…なんてお考えでないかたも沢山いらっしゃると思いますが、もし、もし食わず嫌いでデジタルなんて……って思ってる方、大丈夫です。
デジタルだって日々人間が改善して修正して、ご依頼主さまの理想的なものがあがるように頑張っています。
リアルタイムで。
むしろ不満点があればそれを開発がわに上げていただければ次のヒントになるかもしれません。
う、うーーーーんここまでかいて結をどうしたらいいか解らなくなった…(´・ω・`)
ええと、
印刷ね、楽しいですよ。
描いたものがお客様の手に渡るために変身する、最終段階です。
加工も楽しいものが一杯あるので、どうですか…印刷沼……きもちぃですよハマるときもちぃですよ……(*^^*)<是非是非!!
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