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ぬぉぉぉ…突然体調を崩して久々に高熱を出してしまいました……
お仕事のご指示が一個いただけたとおもったらこのタイミングですよもう……
で、熱出す直前にちょっと相棒の映画を観てきました。
もーーーーーーいろんな相棒がみれてね!!!!!そこんところは!!!!!!!萌え萌え!!!!!!!!萌え萌えだったのです!!!!!!!!
が。
ネタバレにならない程度に申しますと、劇中で国債の発行についての言及があります。
えーと、なになに??
『国債の発行しすぎで海外投資家からの円の投げ売りが始まり円安に歯止めがきかず日本経済が破綻するとの予測』
とかなんとか。
えぇーーーーーーっと。(*^_^*)
逆だよ!!!!!!!!!!!!!!
いやまぁね、国債、確かに借金です。国の借金です。
そしてもちろん国債の 大 量 す ぎ る 発行ならばそりゃいつかは悪影響を及ぼすでしょう。
とはいえ国債に限らずどの政策であってもやり過ぎは悪影響です。
それは当然のことですよね?
ですが、上記の発言は国債の本来の役割のうちのひとつが完全にすっぽ抜けた発言です。
本来の役割のうちのひとつ、それが何って???
国債とはそもそも国が借金して、日本銀行券=お金を刷ることですから、国内のお金の流通量を増やすことです。
日本が今まで未曾有の円高であったのは日本円の流通量が少なかったから希少性が高かったからであって、これが増えれば円は安くなるわけですね。
でもってこの三年間、日銀はほとんど国債を発行しませんでした。
教科書なんかによくのってる、ドイツやジンバブエで貨幣価値がほぼなくなった大量のお金をリヤカーでひいてパン買いに行ってる写真なんかありますけど、あれはお金の刷りすぎに歯止めが利かなくなった&無計画だった場合の失敗例、いわゆるハイパーインフレになっちゃった状態。
たしかにそれはそれで恐ろしいんですが、よく考えてみると去年まで日本国の円は70円台というとんでもない価格をたたき出していたわけで、正直この状態の方が異常事態だったわけです。
輸出産業が主な国でここまでの為替高を国が放置していたという事実が本当に意味不明なのですが…
あと日本国債は未だに低金利水準です。(国債の金利は信用性が低いほど上がります)そしてほとんどが国内で所持されています。
つまり外国からの投げ売りの心配が低いということですね。
ギリシャやスペインの国債は他国にもいっぱい買われていますので、その分でも日本国債よりは信頼性が低いということです。
このへん(■■■)の日記でも書きましたが4/4の時点で日銀新総裁の黒田氏は、約50兆円の国債を発行し、日本円の市場流通量を増やすと宣言しました。
当然株は爆上げですね。
円安も進み、輸出産業も少し元気を取り戻してきました。
つまり、この映画でダメだダメだといっていた、そのとおりのことをしたら、強烈な円高に喘いでいた日本経済は息を吹き返し始めたのです。
なんだかなぁ…映画、最後にはこの物語はフィクションです、って入るわけですけど、フィクションって言えば、観た人に現政権の経済改革の方針を疑わせるような内容にしていいんでしょうか…?知らなきゃ信じちゃいますよね。国債発行で日本の経済が破たんする!?って。
景気がいいならばともかく、この強烈なデフレで何を言っているんだって話です。
政権批判云々は思いすごしか、まぁ百歩譲って考えないこととしても、金融の常識として大間違いの内容で話を作ってしまうのはどうなんでしょうか。
相棒の主なターゲット層は女性、それも主婦層でしょうし、この映画の国債に対する考えと、日本のワイドショーの国債に対する論調はほぼ一緒ですから、これが合わせ技一本になるとみんなどういう考えになっちゃうのかなぁと恐ろしい気持ちになります。
わざとだろうが、そうでなかろうが、とりあえず脚本考える人はちゃんとお勉強してから作らないとだめでしょ…と萌えも吹っ飛んでしまいました。
あああああああああああああああああああああ楽しみにしてたのになぁ………
お仕事のご指示が一個いただけたとおもったらこのタイミングですよもう……
で、熱出す直前にちょっと相棒の映画を観てきました。
もーーーーーーいろんな相棒がみれてね!!!!!そこんところは!!!!!!!萌え萌え!!!!!!!!萌え萌えだったのです!!!!!!!!
が。
ネタバレにならない程度に申しますと、劇中で国債の発行についての言及があります。
えーと、なになに??
『国債の発行しすぎで海外投資家からの円の投げ売りが始まり円安に歯止めがきかず日本経済が破綻するとの予測』
とかなんとか。
えぇーーーーーーっと。(*^_^*)
逆だよ!!!!!!!!!!!!!!
いやまぁね、国債、確かに借金です。国の借金です。
そしてもちろん国債の 大 量 す ぎ る 発行ならばそりゃいつかは悪影響を及ぼすでしょう。
とはいえ国債に限らずどの政策であってもやり過ぎは悪影響です。
それは当然のことですよね?
ですが、上記の発言は国債の本来の役割のうちのひとつが完全にすっぽ抜けた発言です。
本来の役割のうちのひとつ、それが何って???
国債とはそもそも国が借金して、日本銀行券=お金を刷ることですから、国内のお金の流通量を増やすことです。
日本が今まで未曾有の円高であったのは日本円の流通量が少なかったから希少性が高かったからであって、これが増えれば円は安くなるわけですね。
でもってこの三年間、日銀はほとんど国債を発行しませんでした。
教科書なんかによくのってる、ドイツやジンバブエで貨幣価値がほぼなくなった大量のお金をリヤカーでひいてパン買いに行ってる写真なんかありますけど、あれはお金の刷りすぎに歯止めが利かなくなった&無計画だった場合の失敗例、いわゆるハイパーインフレになっちゃった状態。
たしかにそれはそれで恐ろしいんですが、よく考えてみると去年まで日本国の円は70円台というとんでもない価格をたたき出していたわけで、正直この状態の方が異常事態だったわけです。
輸出産業が主な国でここまでの為替高を国が放置していたという事実が本当に意味不明なのですが…
あと日本国債は未だに低金利水準です。(国債の金利は信用性が低いほど上がります)そしてほとんどが国内で所持されています。
つまり外国からの投げ売りの心配が低いということですね。
ギリシャやスペインの国債は他国にもいっぱい買われていますので、その分でも日本国債よりは信頼性が低いということです。
このへん(■■■)の日記でも書きましたが4/4の時点で日銀新総裁の黒田氏は、約50兆円の国債を発行し、日本円の市場流通量を増やすと宣言しました。
当然株は爆上げですね。
円安も進み、輸出産業も少し元気を取り戻してきました。
つまり、この映画でダメだダメだといっていた、そのとおりのことをしたら、強烈な円高に喘いでいた日本経済は息を吹き返し始めたのです。
なんだかなぁ…映画、最後にはこの物語はフィクションです、って入るわけですけど、フィクションって言えば、観た人に現政権の経済改革の方針を疑わせるような内容にしていいんでしょうか…?知らなきゃ信じちゃいますよね。国債発行で日本の経済が破たんする!?って。
景気がいいならばともかく、この強烈なデフレで何を言っているんだって話です。
政権批判云々は思いすごしか、まぁ百歩譲って考えないこととしても、金融の常識として大間違いの内容で話を作ってしまうのはどうなんでしょうか。
相棒の主なターゲット層は女性、それも主婦層でしょうし、この映画の国債に対する考えと、日本のワイドショーの国債に対する論調はほぼ一緒ですから、これが合わせ技一本になるとみんなどういう考えになっちゃうのかなぁと恐ろしい気持ちになります。
わざとだろうが、そうでなかろうが、とりあえず脚本考える人はちゃんとお勉強してから作らないとだめでしょ…と萌えも吹っ飛んでしまいました。
あああああああああああああああああああああ楽しみにしてたのになぁ………
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